2015年1月30日金曜日

バッグのハンドルを補強する。

皆様こんばんは!!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

当店、10時から20時、水曜日定休で営業させていただいております。

配送でのお修理も承っておりますので、お気軽のご連絡くださいね!!
http://doekrepair.wix.com/doek#!/civc
また、Facebookでもブログの更新など、ポツポツとアップしておりますので、そちらも『いいね』としてあげてください!!
https://www.facebook.com/doek.iogi


さて、今日は朝から雪でしたね。
さすがに当店もしっかり冷えて、寒かったです。
去年のように、思い切り雪かきからのスタートではなかったのでまだ良かったですが、やっぱり寒いのは辛いですね。
今年はじめて靴の中に入れる、カイロを使いました。
ウールの暖かいインソールもさすがに今日は機能していませんでした(笑)。

さてさて。
そんな寒い中ですが、今日も元気に営業しておりました!!
今日ご紹介するのはこちら!!

 勘の良い方ならすぐお分かりですね、某有名ブランドのバッグになります。
やはり革が良いです。
その辺りはさすがの有名ブランドになります。

で、どうなってしまったかというと・・・
 こんな感じで、持ち手が擦り切れて中の芯が見えてしまっております。
ハンドルがカーブを描いたデザインなので、このカーブを保つためにしっかりと硬い芯が中に入っております。
そうすると、いくら使っている革が良いとはいえ、長く使うと革が摩耗してしまいます。

で、作りなおしも検討したのですが・・・
 この、本体とハンドルをつなぐハトメや、リングをこのまま残して、ハンドルを作りなおすことは不可能です。
何故かと言うと、ハトメや、カシメといった金具は表と裏側に金具を当てて、専用の打具で叩いて潰して固定してあります。
ですので、基本一度外すともう一度付けることが出来ないのです。
そこで今回はこんなものを作りました。
これ、写真右側を薄く漉いた革を縫っているところですね。
どうなるかというと・・・
 こんな感じのパーツを作りました。
で、コレをひっくり返すと・・・
 こんな感じ。
なんとも言えない感じになりました(笑)。

で、コレをハンドルに被せて縫い付けていきます。
 そうするとこんな感じ。
これ、革が被せてあるんです。
割りと、普通に見えるので、かわりばえしないですね(笑)。

出来上がりはこんな。

 ちょっとわかりづらいので、ハンドルのアップ。

 もちろん、擦り切れているところは見えなくなっています。
さらにアップ

ここまで来るとハトメの上の所に革が被せてあるのがわかりますね。

こんな感じで、ハンドルに革を被せて補強をしてあげました。

こちらのお修理、5400円
納期は10日程度いただきます。

持ち手部分はどうしても、早く傷みがちです。
完全に切れたりしていなければ、上から革を被せて補強するのも一つの方法ですよ!
もちろん、全体の作りなおしも承っております!

お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!