2015年3月10日火曜日

婦人靴ハーフラバー、カラー!

皆様こんばんは!!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!

当店10時から20時、水曜定休で営業しております。
配送でのお修理も承っておりますので、お気軽にご連絡ください!
http://doekrepair.wix.com/doek#!/civc

さて。
今日、材料屋さんに材料を発注し、電話を切った途端、また電話が。
同じ材料屋さんの担当の方から電話で『今ご注文いただいたハーフラバー、色なにいろでしたっけ??』・・・お疲れですね(笑)。
花粉症で記憶力までぶっ飛ぶとのこと。
さすがに私、記憶は飛んでおりません(笑)。
そんな、力の抜ける出来事がありつつ今日も、頑張って営業しております!


というわけで、今日ご紹介するのはこちら!
 綺麗な、ピンクベージュのパンプスですね!!
こちら、どうしても雨の日も履くので、革底で滑って嶋ということ。

底はというと・・・
 こんな感じのグレーの靴底になっております。
靴修理をやってると、この靴底を見るだけで、セルジオロッシだなと、ピンときます(笑)。
ルブタンの赤いソールも特徴的ですが、セルジオロッシも印象に残っております。

で、こちらが滑るということで、いつもの様にハーフラバーを取り付けていきます。

 写真だけだと、ちょっとわかりづらいですが、接着剤をつきやすくするために、表面をグラインダーで荒らしました。
こうすることで接着剤がしっかリ染み込み、より剥がれづらくなります。

そして・・・
 ハーフラバーをしっかりと圧着したら、周りのはみ出した部分を削って整えていきます。

出来上がりがこちら。
 どん!
今回はビブラムの1ミリのハーフラバーを使用しました。
こういった、元々底が薄く華奢な作りの場合、取り付けるものも出来るだけ目立たなく薄いもののほうが仕上がりが綺麗です。
また、極端に高さが変わるわけではないので、そこまで神経質になる必要もないかと思いますが、やはり靴自体のバランスが変わってしまうので、極力カカトとソール部分のバランスは変えないように意識致します。
 1ミリのハーフラバーだと、こんな感じで、横から見ても、ほぼ違和感なく仕上げることが出来ます。

 今回はカカトのゴムも交換しております!!


こちらのお修理、ヒール972円
ハーフラバー、1944円
お時間、30分程度となっております。


ハーフラバーも用途や靴のタイプによって厚さを変えて作業しております。
昨日のブログの靴のように、靴底に穴が開いてしまっているような場合は、やや厚めのゴムを。
今日ご紹介したパンプスのように元々、華奢ですべり止めの意味合いが強い場合は薄いゴムを。
それぞれ、適したものをご案内するようにしております。
なにか、こだわりがある場合はご遠慮なくお申し付けくださいね!
場合によっては、取り寄せてでも対応可能です!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!