2015年3月13日金曜日

TOPYの8.5ミリヒール入荷しました!カカト修理、少しでも長持ち!!

皆様こんばんは!!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

井荻駅南口を出ていただき、右へ。
環八陸橋をくぐったらすぐ、環八側道沿いを左へ。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekでございます!
駅から1分かからない距離となります。
通り過ぎないようにお気をつけ下さいね!!

さて、だいぶ日中は暖かくなってきましたが・・・
自宅の脇の生産緑地の梅がすごいことに気が付きました!
絶景です。
花粉がひどく長く眺めている心の余裕がありませんが、とても綺麗でしたよ!!


さてさて。
今日ご紹介するのは梅の花とは何の関係もないこちらの靴!!
 黒のダブルモンクシューズですね。
ダブルモンクの靴、格好良いなあと思うのですが、履きこなせる自信が全くございません(笑)。

で、こちらがどうなったかというと・・・
 こんな感じで、カカトのゴムがすり減っています。
で、今回使う材料はというと・・・

 今回の靴に元々付いていたのが、右側のゴム。
今回ご用意したのが、左側のゴムになります。
一目瞭然に左のほうが厚みが厚いですね。
元々のものが6ミリ程度、今回ご用意したものは8.5ミリ厚になります。
10ミリのものもご用意あるのですが、高さが5ミリ近く上がると、結構靴のほうの積み上げを削ってバランスを取らないと、バランスが悪くなります。
そこで、今回仕入れた8.5ミリ、これなかなか絶妙です。
もちろん、バランスとしては若干崩れるのですが、あまり極端ではないため概ね問題ないかと思います。


 で、しっかり貼り付けたらいつものように周りを削って整えていきます。

 色を塗る前のほうが、新しく付けたゴムがわかりやすいですね。

ここでも注目点が。
カカトの色が落ちているのが、ゴムに近い方だけになっているのがお分かりになるかと思います。

カカトの仕上げの際もゴムの上の部分の材質や状態によって、全部削る場合。
今回のように下半分程度を削る場合。
あとは、ゴムだけ削る場合。
と概ね三段階で考えております。

全体に傷があったり、とにかくまっすぐストンと仕上げたい場合は全体を削ります。
ほとんど真っ直ぐの状態で、一番上のコテによる模様を消したくない場合は今回のような削り方をします。
逆に、積み上げ部分が革ではなく、プラスチック等の場合はグラインダーがあたってしまうと、そこだけ艶がなくなったりしてしまうので、ゴムだけ削るように致します。

単純に付けたものを削っている印象ですが、そのつど考えながら作業するようにしております。

 で、色を入れるとこんな感じ。
下半分を削りましたが、その後きっちり仕上げることで上から下まで違和感なくキレに仕上げることが出来ます。

 模様はこんな感じになります。
癖がなく、合わせやすいシンプルな模様な辺りも気に入りました!

これでまた安心して履いていただけるかと思います!
しかも若干長持ちするはずです!!!

こちらのお修理、2332円
お時間20分程度になります。


材料も出来る限りバリエーションを増やしていきたいと考えております。
お好みに合わせてお修理いたしますので、ぜひご相談くださいね!!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!