2015年3月8日日曜日

冬ですが、エスパドリーユの修理。

皆様こんばんは。

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

当店、10時から20時、水曜日のみ定休で営業しております。
配送でのお修理も承っておりますので、お気軽にご連絡ください!
http://doekrepair.wix.com/doek#!/civc

Facebookもやっておりますので、気が向いたらいいね!としてあげてくださいね(笑)。


さて。
この週末はなんだか、肌寒い、雨の週末になってしまいましたね。
雨が降ると花粉が楽とよく聞くのですが、私どうも雨が降ると花粉がきつい気がするんですよね・・・。
雨でも晴れでも構わないので、楽になってもらいたいです(苦笑。
風邪などに比べると、原因がわかっているのでいいのですが、完全に寝不足になるのでしんどいです。

・・・グズグズ言っても仕方ないですね。
今日も元気に修理のご紹介いきます!!

きょうはこちら!
 寒い時こそ、夏の気分で!!
エスパドリーユになりますね。
スペインやフランスで作られることの多い、底がジュート素材で編みこんであるリゾートサンダルですね。
ちなみに底に編みこんであるジュートがもとはエスパルとというイネ科の植物だったことからエスパドリーユというらしいですよ。
またひとつ賢くなりました。

で、今回はというと・・・
 こんな感じで、一箇所ほつれてしまっています。

で、靴底を見ると・・・
 つま先の所のゴムがかなり薄くなってしまっております。
エスパドリーユは全般的に底のゴムが非常に薄い印象があります。
元々は、室内履きだったそうなので、その流れかも知れませんが、アスファルトを歩くとどうしても、すり減ってしまいます。

そこで今回は。
 まず、こんな形でつま先の減っている部分を継ぎ足しました。

で、底にハーフラバーを張ります。
そうすると・・・
 このくらい、底部分に厚さが出ます。
おおよそ、3.5ミリ程度。
ビブラムのソールをつけているので、強度的には比較的強いほうかと思われます。
エスパドリーユの場合、天然ゴムに近い弾力のあるゴムが底に付いている場合が多く、この手の合成ゴムをつけるとだいぶ、摩耗には強くなるはずです。

裏から見ると
 こんな感じですね。
今回は合わせてカカトもやや高いものを取り付けております。

 こんな感じ。


コレでまた安心して、今年の夏も履いていただくことが出来るかと思います!!

こちらのお修理、ハーフラバー 1944円。
カカト、972円。
最短30分程度かと思います。

さすがに真夏の靴をこの時期に持ってきていただけるのはレアケースですが、そろそろ春モノの靴、準備したいですよね!
履く前にチラッとで良いので、靴底の状態を確認して下さいね。
カカトのゴムの上が思い切り削れると綺麗に修理するのが難しくなってきます!
もちろん、出来る限り綺麗にお直ししますが、なるべく早くお願いします(笑)。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!