2019年9月14日土曜日

スペイン製Berweck(バーウィック)の靴に、スペイン製ハーフラバー、ニュートロを取り付けました!!

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口をでて右手に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc


さて、先ほどスマホのGoogleの検索バーをみたら、Googleのマークが、十五夜のウサギになっており、お、今日は十五夜かなとスーパースタッフに聞いたところ、昨日だよと…。
十五夜ではなく、ただのウサギなのでしょうか…。

というわけで、スマホに振り回されつつ、今日も元気にお修理のご紹介。
こちら!!
 Berweck(バーウィック)のグレーのスエードローファーになりますね。
ちょっと、写真が暗いでしょうか…。
1991年に、スペインのアルマンサで始まった来るメーカーだそうです。
グッドイヤーウェルテッド製法の靴を中心に作っているブランドになります。

さて、そんなバーウィックの靴がどうなってしまったかというと…

 靴底の中央部分に配置された滑り止めのゴムが、薄くなって中央が割れてきてしまております。
さいわい、土台の革が割れてしまったわけでは無く、表面のゴムだけが裂けたような感じでした。

そこで、今回はハーフラバーソールを貼り付けて補強してきます。
 まずは接着面を荒らします。
ゴム部分が、TRなんて言われる、かなり接着しづらい素材だったため、専用のプライマーを使用しました。

で、材料、靴底ともプライマー処理をしっかりして、接着剤を塗布。
乾燥させた後、圧着ですね。
 基本的にはいつもの作業です。
圧着機でドスン!


で、今回は元々靴底の切り口が丸く仕上がっていたので、丸く切れるコバカッターを使いました。
 こんな感じで回転する刃物でコバを整えていきます。

で、磨きます。
 ファー――――っと。
機械のカッターで仕上げると、ゴムの断面が荒くなりがちなので、なるべくきれいに仕上げていきます。

で、出来上がりがこんな感じ。
 今回は、無地のハーフラバーを使用しております。
実はこれ、新入荷の製品。
スペイン製のSPハーフソール・ニュートロ!!
名前が長いので、ニュートロで(笑)。
今回は偶然ですが、スペインのBerwickにスペイン製のニュートロを付けることが出来ました!!
厚みはビブラムの普段使っている物より、やや厚い2mm厚。
若干硬質な印象がありますが、ゴムの質感も悪くないかと思います!!


これでまた安心して履いていただけるかと思います!!
こちらのお修理、婦人サイズのハーフラバー小を使いましたので、2160円。
vibram7673と同じ価格となります。
紳士サイズですと、2376円になります。

ありそうでなかった、無地のハーフラバーソール。
いや、実は無地のものあったのですが、柔らかすぎたり、それこそ硬すぎたり、どうもしっくりくるものがありませんでした。
色々試した感じでは、こちらは自信を持ってお勧めできそうなので、レギュラーメニューに追加してきます。
ぜひ、一度お試しいただければと思います!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!