2019年9月10日火曜日

ROCKPORT(ロックポート)の靴のカカトを修理する!

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口をでて右手に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc


さてさて、昨日は久しぶりに閉店後、同業の先輩さまと飲み(飲まない)に。。
いろいろ情報交換をしながら楽しく話していると、「高見さん、それ、昨日のことのように話してるけど10年くらい前だからね!??」と。
ぞっとするほど月日が経つのが早いですね(笑)。
靴修理店としても、まだまだ独立したばかりのような気でおりましたが、気が付けば6年目も終盤に。
怖いです!
着々と時間は進んでおります(笑)。

そんなわけで、改めて自分の年齢に愕然としつつ、今日も元気にお修理のご紹介。
こちら!!
 ROCKPORT(ロックポート)の外羽根Uチップの紳士靴になります!
ロックポートは1971年、アメリカ・ボストンで生まれた靴ブランドだそうです。
割とカジュアルなスリッポンを昔…それこそ10年以上前でしょうか、履いていたことがある気がしたします。
…10年が本当に割と最近の記憶の様で恐ろしいです…。


で、今回は、すり減ったカカトを、こちらに交換してきます。

 元々スポンジ底が付いていたので、スポンジヒールを用意しました。
こちらは、ビブラムのスポンジ底。
スポンジのヒールに関しては、在庫がその時々で種類が違う場合がございます。
正直、どこのものを使っても、それほど大きな違いがないためです。
全く同じもののご要望がございましたら、取り寄せるようにいたします。
お声かけください。


で、取り付けるにあたって、元々のヒールはすべて削り落とします。
 7mmや10mmのトップリフトと違い、スポンジ底の場合、高さが高くない限り、だいたい全部削り落とします。
で、新しいヒールを圧着。
 スポンジ底の場合、革の積み上げやゴムのトップリフトに比べ、クッション性があるので、圧着機で圧着すると、かなりグニュっと潰れます。
              
 で、しっかり接着出来たら、あとはフィニッシャーで周りを削って整えます。
この辺りは、ゴムのトップリフトと作業としては同じになりますね。

で、出来上がるとこんな感じ。
 パチンと綺麗に決まりました。
 周りも違和感がないかと思います!
こちらのお修理、2700円、当日のお渡しも可能です。

摩耗にはゴムより弱いものの、かなり軽量でクッション性もあるスポンジ底。
履きやすいという意味では、一番扱いやすいのではないかと思います。
カカトやソール、なるべく元の状態に近い材料を選ぶようにしておりますが、軽いもの、クッション性のあるもの等、ご要望を頂ければ、なるべく近いものをご用意するようにいたします。
お気軽にご相談くださいね!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!