2019年8月10日土曜日

ナイロンリュックのファスナー交換!

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口をでて右手に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc


さて、皆様この今日からお盆休みという方が多いのでしょうか?
当店は8月も通常通り、水曜定休、10時~20時で営業しておりますので、お気軽にご来店くださいね!
スーパースタッフ(妻)につきましては、一人、北の大地に帰省いたしましたので、今月はほぼほぼ私一人での営業となります。
今朝来た連絡では、最高気温19度とのこと。
通勤だけで汗だくになっていることを考えると、羨ましい限りでございます(笑)。

さてさて、そんなわけでお修理のご紹介の前に、新しい材料のご紹介。
まずはこちら! 
 見た目はほぼ変わりませんが、国産のヒール、NA20とNA10。
向かって左側が厚み20ミリのブロックヒール、右側が10ミリのやや厚めのトップリフトになります。
実は、このブロックヒールと、10ミリヒール。
私、どうも今までのものが、しっくりこず悩み続けていたアイテムになります。
今回こちらは、私物に付けてみた感じも悪くなく(7/25のブログ)、削った感じも大きな問題はないので、当面こちらのタイプを通常メニューとして使っていく予定となっております。
20ミリが税込み2700円、10ミリが同じく税込み2592円となります。
これまで使っているヒールの在庫が無くなり次第、こちらに切り替えていきますので、よろしくお願いいたします。


さて、つぎがこちら!

右はこれまでも、当店で扱いのあるコンチネンタルヒールになりますね。
NORAプリマスが正式名称になるかと思います。
こちら、金色の箔押しが目立っておりますが、素材自体も非常に粘りが強く、摩耗にも強いと評価の高いヒールとなります。
コンチネンタルと言えば、高級車ベ○ツに使用されているタイヤと同じですよね、たぶん。
そうです、あのベン○です!
で、こちら、6ミリ厚で、割と新品の革靴についていがちな厚みの使用となっておりました。

で、左側のグッと地味にな印象のこちらが、同じくNORA社の、NORAロンドになります。
これもロゴが無いものの、コンチネンタルヒールと同様の素材で、厚みが7ミリとなっております。
個人的には7ミリのヒールが好きなので、ロゴ入りのコンチネンタルヒールをやめて、NORAロンドだけにしても良いかなと思ったくらいですが、箔押しのロゴも魅力なので、どちらも取り扱う方向で進めております。
こちらが、ややお高めの3024円。
どちらも同じ価格となります。

当店でも、普段から使用しているビブラムのヒールより、さらに評価が高いヒールとなっております。
是非お試しいただければと思います!


さて。
本題のお修理のご紹介の前置きが長くなりました(笑)。
今日ご紹介するのはこちら!!
 ナイロンのリュックになりますね。
私、革のバッグが好きなのですが、とはいえナイロンのバッグ、軽くて丈夫で使いやすいですよね。
実際使い始めると、革のバッグの重さに驚愕することがあります(笑)。

で、こちらのバッグが…
 こんな感じで、メインの入り口のファスナーが破れて壊れてしまいました。

そこで、今回はファスナーを交換してきます。
まずは…
 バッグをほどきながら、ファスナーを取り外していきます。
ナイロンを傷つけないように慎重に。

で、本体側も外すのですが、下の写真のように、ファスナーを外すと、バッグ本体がバラバラになってしまう作りでした。
 マチが外れてしまうと、あとあと手間がかかってしまうので、そんな時は…
 ほどきながらホッチキスで仮止め。
マチ針とかのほうが良いのかもしれませんが、手軽なホチキスで仮止めしてしまいます。

で、ご用意したファスナーがこちら。
 でかいです!もともとついていたのと同じサイズ感なのですが、10号コイルファスナー。
当店6年目ですが、2回目の登場のレアファスナー(笑)。

ファスナーはホッチキスで仮止めというわけにも行かないので、接着剤でしっかり固定していきます。
バッグを作る時などは、立体にならない、平面の状態で組み立てるので、むしろファスナー部分などは、接着剤や両面テープすら使わずに、合わせて縫うことが出来たりします。
ただ、修理の場合、どうしても立体の状態で、ミシンに入れたりという作業になるため、しっかり固定していないと、縫っている最中にずれてしまうなんてことも。
というわけで、新しいファスナーに関しては、しっかりと接着してから縫っていきます。

 ミシンでタカタカタカっと縫っていきます。
ナイロンの場合、革のようにミシン目に穴がガッチリ開いてしまうわけでは無いので、工業用ミシンで一気に縫っていきます。
 で、同様の手順で内側のバイアステープを巻いていきます。
 こんな感じですね。

後はひっくり返して縫っていたリュック本体を元に戻すと…
 出来上がりました♪

当たり前ですが、開きます(笑)。

ファスナーのお修理は、1㎝~40㎝までが4320円、40センチ~50㎝が5400円。
後は10㎝ごとに1080円加算する形となっております。
今回のリュックは大きくて、下まで開くファスナーだったこともあり、1m。
10800円いただきました。
通常2週間程度のお預かりとなります。

扱っているのは革だけですか?というご質問、良くお受けいたしますが、ナイロン等生地のバッグもお修理、承っております。
お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!