2019年8月15日木曜日

ブーツの履き口のクッションを直す!!

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口をでて右手に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc


さて、そろそろ皆様、お盆休みも終わり、仕事が始まる頃でしょうか?
なんだか、今回の台風も、かなり大きいみたいですね。
大阪の材料屋さんも臨時休業となり、当店も材料が届かない事態となっております。
くれぐれも、皆様無理はしないでいただきたいですね。
安全第一で。
さてさて、話は変わるのですが、先日、コンビニに行きました。
公共料金の支払いと、事業系ごみを捨てる券を買いに。
で、コンビニなので、張り切ってペイペイで支払おうとした所、どちらも現金でないと払えないとのことでした。
うーーーん。
キャッシュレス化の道のりは長いですね。
国が進めているはずなのに、公共料金が払えない…。
結局、現金を持ち歩かないといけないのであれば、何でも使える現金で良いや、となりそうです。

そんなわけで、若干の不満を抱きながらも、本日も元気にお修理のご紹介。
こちら!!

 どすん!
格好いい!
ブーツの使い込んだ革の雰囲気はやっぱり良いですね!!
ところが…またブランドがハッキリしません…。
シンナーの使い過ぎで、記憶力が落ちているかもしれません。
…響きが悪いですね(笑)。
吸っているわけれは無いれすよ!??業務上、シンナーヲツカウンレス。。。

さて(笑)!
今日も換気をしながら頑張ります!!
 この履き口の部分が…
 こんな感じでボロボロと崩れてきてしまいました。
黄色い部分は厚手の良い感じの革なのですが、履き口の焦げ茶の部分は、合成皮革を使っておりました。
そこで、今回はこの部分の革を交換していきます。

というわけで、まずは…
 縫い付けてある部分をほどきながら外していきます。

今回は焦げ茶の部分は交換するので、こちらは傷ついても構わないので、バシバシ糸を切るので早いです(笑)。
 で、外したのがこちら。
これを開いて…
 中からクッションを取り出します。
合成皮革の裏に貼ってあった白いスポンジは剥がすことが出来ませんでした。

で、新たに、本革でこの部分を作っていきます。
 こんな感じで、革を裁断。
これは、取り付ける前に最終的に周りをカットするので、ハサミで荒裁ちしました。

で、裏に張り付いていたスポンジも近いものを貼り、取り出したクッションを挟んで、形にしていきます。
 こんな感じですね。
切り口に見えている青い部分が、元々の白いスポンジの代わりのものです。
当店でご用意のあるスポンジが青でした。

で、これをブーツ本体に、ずれないように接着していきます。
 だいたい形が出来ていきましたね。


 あとは元通り縫い付けていきます。

こんな感じで、ふっくらガッチリ仕上がりました!!
これで、次の秋冬も安心ですね!!

こちらのお修理、両足で4320円いただいております。
通常2週間程度。
ここのところ、縫物のお修理が非常に多くなっております。
やや長めにお時間いただく場合がございます。
お急ぎでない際はご協力くださいm(__)m。

というわけで、皆様、秋冬の準備出来ておりますが!?
いざ履こうと思った時、お修理が必要だと思いのほか時間がかかってしまう場合もございます。
早め早めのお修理が、安心ですね!!
それでは、皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!