2014年2月13日木曜日

ディアスキンのレザーグローブ修理。手袋修理。

皆様こんにちは!!

西武新宿線、井荻駅南口、徒歩1分の靴の修理店doekです!!
駅を出ていただいて、右へ行くとすぐ、みずほ銀行のATMがあります。
そこを環八沿いに歩いていただくと、ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店でございます!!
駅からすぐです。1分かからないくらいかと思われます(笑)。

靴やバッグはもちろん、それ以外でも皮革製品の修理やお手入れを中心に行っております。
皮革製品以外も承りますので、お気軽にご相談ください!!


さて、今日ご紹介するのはこちら!!
ディアスキンの、ハンドソーンで仕上げられたグローブです。
日本語で言うと、鹿革の手縫いの手袋ですね(笑)。

いやー、このグローブ良いです!
もちろん、ご相談を受けた時点で『これは!?』と私思っております。
そして、お話をうかがって、手に取った段階で『良い!!』っと口走りそうになります。
いや、実際良いものですねと、何度も言っていますけどね(笑)。

ディアスキンは、しっかりとした肉厚な感じと、それでいて、ふわっとした上品な柔らかさが特徴の革です。
それを贅沢に使い、しかも手縫いで仕上げてあり、かつライニングはカシミアです。
非の打ち所がありません。
ちょっとしたグルメリポートみたいになっております(笑)。

いやー良い物です。

ちなみにディアスキンは鹿のメスの革となっております。
オスの鹿はバックスキンになります。
ダーティーバックスとかホワイトバックスなんて靴、聞いたことないですか??
こんな靴ですね。
これ、バックスキンではなく牛革のスエードですが、おそらく元々はオスの鹿革を使って作られた靴だったのだと思います。
やはり、バックスキンに比べると、ディアスキンのほうが、柔らかさがあります。
鹿でも、メスの方が柔らかいんだななんて事を思ったりします(笑)。

さて、また、話が反れましたが。


わかりますでしょうか?指のまたの部分が、ほつれて開いてしまっています。
今回はこれのお修理。
いわゆる波縫いがされているので、極力近い糸で手縫いで縫い合わせていきます。
こんな感じでチクチク行きます。
元々革に穴が開いているから、簡単だろうと思ったら、なかなか大間違いでした。
ディアスキン、繊維が細かく密度が高い為針が意外に通りません。
かといって、針と糸を細くすると雰囲気が良くいないので頑張ります。

これで、場合によっては雪が降るなんていっている、今週末も安心ですね!!
こちらのお修理、1575円で通常翌日のお渡しになるかと思います。
今日は、明日から寒いという事で、即日お渡しで仕上げました。
そのあたりも、ご相談いただければ出来る範囲でですが、仕上げますよ!!


お客様は表面が汚れちゃってと気にしていらっしゃいましたが、それが革の味です(笑)!!
厳密に言うと、表面が汚れたと言うより、磨耗して白く塗っている部分が削れてしまっている感じです。
ですが、だからと言って破れることはありませんし、どうしようもないくらいに汚いと言う状況ではないので、このまま使うことをお勧めしました(笑)。

本当にご自身で気になるようでしたら、染め直すこともできますが、柔らかさが少なくとも一時的に失われますので、あまりお勧めは致しません。

そのあたりも含めて、ご相談いただければと思います。

靴、鞄以外でも出来るものは、しっかりとお直し致します。
是非、ご相談くださいね!
皆様のご来店お待ちしております!!