2014年3月15日土曜日

レッドウイング オールソール交換。

皆様こんにちは!!
今日はいい天気ですね、明日から本格的に春がやってくるようですよ!!
気分が良いですね。
ぽかぽか陽気に誘われて、花粉もやってきています。
鼻での呼吸がかなり困難な上、下を向くと鼻水が・・・。
気分が悪いです。
まあ、そんな感じですが、今日も元気に営業しております!!


さて、今日はというとこちら。
メンズブーツの定番ど真ん中、レッドウイングのアイリッシュセッターですね。
大学の頃履いていましたが、また履きたいなという気分になってきたブーツですね。
何年かおきに履きたい気分になります。
それくらい、定番の名靴なのかと思われます。

で、どういう常態かというと。
カカトが、ミッドソール(斜めに磨り減っている本底の上の3ミリ程度の層)ギリギリまで減っています。
写真を撮り忘れましたが、前の方も模様が無くなるくらいまで減っていました。

カカトの減っている部分だけ足すことも出来るのですが、今回は靴底全部変えて欲しいとのご要望で、オールソール交換になりました。

という事で、まず底の厚いゴム部分をすべて削り落とします。
グラインダーで、グイーンと削ります。
今回は幸いミッドソールが削れる前にお持ちいただいたので、ミッドソールを残して削っていきます。
こちらのブーツの底の作りとしては、3ミリ程度のミッドソールを、靴本体側に縫い付けてあるウエルトという革の帯部分に縫い付けてあります。
そして、その縫い付けたミッドソールに底の分厚い白いゴムを接着してあります。
ですので、今回はミッドソールの縫い糸を切らないように慎重に作業します。

これがミッドソールの表面。
若干、糸を擦ってしまいましたが、切らずにすみました。
そして、ここに接着剤をしっかりと塗りこみ、本底を圧着します。
ビブラム4014番を使います。
当店、レッドウイングの純正パーツはご用意できません。
ご了承ください。
これを、ハンマーでドンドンドンとしっかり叩きながら接着します。

そしてあまった部分をハサミでジョキジョキと切り、もう一度グラインダーで周りを綺麗に仕上げます。
そうすると・・・
こういった形で綺麗に仕上がりました。
これでまたしばらく、ガンガン履いても全く問題ありません!!

ちなみに噂では、レッドウイングの純正の靴底よりもビブラム社製の方が磨耗に強いという事です。

こちらのお修理、9450円。
お時間は1週間程度いただきます。
在庫しているサイズにあえば、お時間はもう少し早く出来る場合おありますよ!!
是非お気軽にご相談ください。。

皆様のご来店心よりお待ちしております!!