2014年11月23日日曜日

Loakeローファーに、トゥスチール。

皆様こんばんは!!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

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いいね、なんてしてもらえると、俄然やる気がでます(笑)。


さてさて。
この3連休は非常に過ごしやすい気候になっていますね。
それはともかく、昨日の自信少し心配です。
被害が少ないと良いと思うのですが・・・。


さて。
今日ご紹介するのは。
 イギリスの老舗シューズメーカー『Loake』のキルトタッセルローファーになりますね!!
やっぱり、良いですね~。
ネイビーのスエードとか、グッと来ます!
お洒落だなぁ・・・(笑)。

さて、このくだり、長くなるのでサッと修理の説明に入りますよ(笑)。
靴底はというと・・・
 グッドイヤーウェルテッド製法の、レザーソールになりますね。
ご多分に漏れず、つま先が削れやすいのはレザーソールの運命でしょうか。
で、レザーソール、つま先とくれば勘の言い方はお分かりになったかと。
そう、トゥスチールをつけていきます!

今日は、こちら!!
 トライアンフの、台形?のタイプのものですね。
真鍮色が素敵です。
が、実はこの金色、メッキでございます。
使ってい浮くとシルバーになりますので、お気をつけ(?)ください!


で、まずは、スチールの形に、つま先の革を掘っていきます。
今回は、裁断包丁。
 カッターに比べて、力が入れやすいのと、しっかり研げていればゾリっと、一気に行けます。
ですが、小さい小石とかが革にめり込んでいるのに気が付かずに行くと、いきなり刃こぼれして切なくなります(笑)。
そんなハプニングも乗り越えながら・・・
 こんな感じで、縫い糸を残して、しっかり削りこむことが出来ました。
コレに関しては、チャネル縫いの際の溝の深さによって、糸が残せるか綺麗てしまうか変わります。
今回の靴に関しては、結構、溝が深かったので糸が無事でした。

で。
 しっかりと、はめ込みネジで固定していきます。

 あとは、余った部分を削れば・・・


 こんな感じで出来上がりです!

 横から見るとこんな感じ。
元々、コバ(靴底の切り口)に色が入れていなかったので、スチールが付いているのがわかりますね。

これで、安心して履いていただけるかと思います!!
どんなにいい靴でも履かないと意味が無いですからね!!

こちらのお修理、3240円になります。
お時間、出来れば翌日以降のお渡しだと助かります!!

削れやすい、つま先、カカトは修理が頻繁になるかと思います。
ですが、出来る限り材料を選ぶことで、長く持たせることも出来たります。
お気軽にご相談くださいね!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!