2014年4月22日火曜日

スニーカーのカカト修理

皆様こんにちは!!
西武新宿線、井荻駅の靴の修理店doekです!!
井荻駅南口を出て、右へ。
みずほ銀行の角を、環八側道沿いに歩いてください。
そうすると、ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekでございます!!
皆様のご来店心よりお待ちしております!!

本日ちょっとショックな出来事が。
店の前を通っていただいた事のあるかたなら、目にしたことがあるかもしれません。
当店の目印?金の長靴が・・・
見事に砕け散りました(涙)。
ですが、ここは靴の修理店。
破片を出来る限り集めて、慌てず騒がず、接着しなおします(笑)。
見事復活(笑)。
ヒビだらけになってしまいましたが、まだまだ頑張ってもらいます!
今日の修理紹介はこれで、終わろうかと思いましたが、あまりにもなので、ちゃんとやります(笑)。

という事で、今日はこちらの靴。
カカトのところが低くなった、スニーカーとサボの間のような靴ですね。
で、こちらのカカトが。
こんな感じで磨り減って穴が開いてきてしまっています。
こんな時は、斜めに減っている部分を、スパッと真っ直ぐに削りなおします。
丸く削れていたものを、スパッとゴムが残っている部分まで削るので、穴自体は大きくなってしまいました。
これは、必要悪と考えてください。
接着面が平らでないと、どうしても剥がれやすくなってしまいます。

ところで上の写真で、削った部分を見ていただくと、写真向かって左側の方のカカトの縁の部分。
細かい気泡のようなプツプツがあるのが、おわかりになるでしょうか?
削った部分のど真ん中にも見られます。
これ、ゴムでなくウレタン素材特有の気泡です。
別にこれが靴にとって悪いとかでは全く無いです。
ただ、この手のウレタン素材のものは、接着剤がそのままですと、非常に付きにくい素材となります。
ですので、通常当店で使っている接着剤そのまま付けると剥がれやすくなる場合があるので、プライマーという下地剤を塗布してから接着剤を付けます。
ですので、若干お時間がかかる場合があります。
そちらだけご了解いただければと思います。

その場で靴を脱いで待っていただいているのに、私の手が完全に止まることがあります。
別にサボっているわけではなく、プライマーか接着剤が乾くのを待っている時間です。
温かい目で見守っていただけると助かります(笑)。

で、その後出来るだけ近い色のゴムの材料を圧着します。
j写真はしっかり圧着して、回りを整えたところです。


幸い色合いの近い材料があったのでそれほど目立たなく仕上げられたかと思います。

これでまた安心して履いていただけるかと思います。

最近本当に夏っぽい靴が増えてきました。
今くらいが、ちょうど過ごしやすいかもしれませんね!

こちらのお修理、婦人靴ですと、1458円。
紳士のスニーカーですと、1944円となります。
婦人靴ちょっとサービス価格ですが、紳士靴も他店と比べてもけして、お高くはない価格設定にしております!!
お時間30分いただければ間違いないです。

お気に入りの靴、捨てる前にぜひぜひ、一声おかけください。
まだまだ履ける場合が多いですよ!!

新しく靴を買うよりは、環境にも、お財布にもやさしいかと思います。
私たちの経済社会にとっては、若干間違っているかもしれませんが、大きく地球規模で見たら、いくらか修理のほうが地球にも優しいです!!
壮大な話になりましたが、ぜひお修理店、ご利用ください(笑)。
もちろん、当店をご利用いただくのが一番ですが、捨てるなら他店でも結構です、ぜひ一度直せるか聞いてみてください!!
直せる場合が思いのほか多いと思いますよ!

それでは、皆様のご来店心よりお待ち申し上げております!!