2014年4月19日土曜日

続・ルイ・ヴィトンのバッグ、裏地交換 LOUIS VUITTON

皆様こんにちは!!
ルイ・ヴィトンのバッグ修理専門店doekです!!
・・・いきなり嘘ですみません(汗)。
西武新宿線、井荻駅徒歩1分の『靴とバッグの修理店doek』でございます。

先日のブログの影響か続々とルイ・ヴィトンのバッグやってきております!!
ありがたい限りです。
皆様、本当にありがとうございます!!
順番に仕上げていくので、今しばらくお待ちくださいね!!

昨日はちょっとびっくりするくらい寒かったですが、この土日は過ごしやすい天気になりそうで一安心ですね。
皆様のご来店、心よりお待ちしております!!

さて。
今日ご紹介するのはこちら。

上の三点とは、また別のルイ・ヴィトン、バケツ型のトートバッグですね。
こちらも、以前ご紹介したものと同じような形で、裏地が劣化してしまいました。
こういった形ですね。
表面の加工がボロボロと崩れてきてしまっています。
こちらのタイプは、袋状の裏地が中に落とし込んであるタイプなのでまず、口元の糸をほどいていきます。
こんな感じで、口元に巻いてある革を慎重に外していきます。
革を引っ張りながら糸を切ると早いのですが、革の状態によっては途中で切れてしまうこともあるので、事前にミシンの糸を切ってから慎重にはずしていきます。

そのあと、本体と裏地を縫っている糸を全て外すと・・・
こんな感じで、ズボッと裏地全て取り外すことができます。
で、この裏地を分解して、型紙代わりにして、今回も本革のライニングを裁断していきます。
で、もちろん、ポケットなど付属部分を元通りに作り直していきます。
革のもともとのミシン目を外さないように一目ずつ慎重に縫いつけていきます。

そうすると、こんな感じで同じサイズの袋が出来上がりました。
これを、本体の中に落とし込んで、口元を縫い、最初に外した革を改めて巻きなおしてから、再び慎重に縫い付けていきます。


こんな感じですね。
概ね、裏側のミシン目も追うことができました。
キーチェーンや、ファスナーつきのポケットも極力、元通り再現しております。

これでまた、安心して使うことができるかと思います。
このライニング、本当に革の状態もよくフワッフワです。
軽くしたい!!と言う場合に関しては、やはり生地の裏地にはかないませんが、高級感と言った意味では、やはり本革の裏地、お勧めです。

こちらのお修理、16200円
お時間は通常2週間程度いただきます。
材料が揃っていたり、タイミングさえ合えば、もう少し早く仕上げることも可能です。

こちらのバッグは、広島県からわざわざ送っていただきました。
当店、配送でのお修理も承っております。
お気軽に、メールかお電話でお問い合わせください!!

それでは皆様のご来店心よりお待ち申し上げております!!