2014年9月22日月曜日

ショートブーツの、裏地が劣化してしまったら。

皆様こんにちは!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

どうでも良い話ですが、先日テレビを見ていたら、ドルトムントに移籍した香川選手の活躍をニュースで流していました。
すごいですね、香川選手。
古巣に戻った途端、大活躍で、現地の方々の応援も感動的でした。

ところで、黄色と黒の、結構はっきりした色合いのユニフォーム、どこかで見たことがあるなあと、思ったら・・・
 これでもなく、
これも惜しいですが・・・
私のイメージでは、完全に壇みつばちさんでした(笑)。
すみません、せめて、靴かバッグに話をつなごうと思ったのですが、壇みつばちのパンチも負けず劣らず強く、印象に残っておりました(笑)。

あまりにも、どうでも良い話から入り過ぎでしょうか(汗。
香川選手にも、壇ミツバチさんにも頑張ってもらいたいです!!



さてさて、本当にすみません。
余談が過ぎました。

今日ご紹介するのはこちら!!
 こちら婦人のブーティーになります。
ショートブーツですかね・・・?
で、こちらがどうなってしまったかというと。

 裏地が合皮のため劣化して中がボロボロになってしまっております。

で、今回こちらのブーツ、足首の当たりまで合皮が使われており、土踏まず当たりから先は合皮ではなく、生地になっていました。
不幸中の幸い、つま先の方まで合皮でボロボロに成ってしまっていたら、正直な所お手上げでした。
ですが、今回は見て取れる範囲ですので、裏地を上から被せるような形で、直していきます。

 で、用意したのがこちらの革。
こちら、豚の革になります。
表面も合皮に比べると格段に丈夫で、程よい柔らかさもあるので良いかと思います。


 で、切り口の部分を包丁を使って薄く漉きます。

 これは靴を上から見ているところですね。
中敷きを剥がし、ボロボロに成った裏地の部分に、接着剤をつけているところです。
右側から出ているのが、接着剤をつけている筆になります。

 そして、先ほどの革をこんな感じで、貼り付けて、中全体を覆ってしまいます。

 あとは、履き口の部分に合わせて、革のあまった部分をカットすれば出来上がりです。


 外からの見た目にはわかりませんが、これで安心して履いていただけるかと思います。
外の革は、まだまだきれいなので、十分行けますね!!

ちなみに、ベロ部の裏側も同じ処理がしてあります!!

こちらのお修理、5400円。
1週間程度いただきます。

範囲が広いため、お安い修理ではありませんが、履き慣れたブーツが復活すると思えば、新しく買うより、だいぶお得かと思います。
何より、履き慣れたものが一番ですよね。
靴は直せる場合がほとんどですよ!
ぜひお気軽にお声掛け下さい!!
なんとか致します!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!