2014年9月23日火曜日

ヴィンテージ、サービスシューズのお修理。

皆様こんばんは!!
西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

だいぶ過ごしやすくなったとはいえ、まだ日中は汗ばむ程度に暑かったりしますね。
なかなか、難しい季節です。
ですが、そろそろ、秋も本格的になってきそうですね。
秋冬が、お洒落は楽しいですよね!!
ブーツや革靴、お気軽にお持ち下さいね。
出来る限り丁寧なお修理を心がけております!!


さてさて。
ここの所、当店のお修理で増えているのが、ヴィンテージシューズのお修理です。
SUPER8SHOES様のお修理をお受けしたりもしているので、そのブログの影響もあるのかもしれません。

ヴィンテージシューズのお修理で、ちょっと気をつけていただきたいのが、オールソール交換。
正直なところをいうと、現行の靴に比べ出来ない場合がございます。
一番の理由は、ウエルト部分の劣化。
コレは、どうにも出来ません。
厳密に言えば、ウエルトの交換もできるのですが、雰囲気が変わるのと、お修理料金が高額になるため、お勧めしておりません。

そこで、おすすめするのが、ラバーがお嫌でなければ、ハーフラバーのお修理。
ラバーに抵抗がある場合は、ハーフレザーか、ソール部分だけレザーソールを交換する方法をおすすめしております。
そういった、お修理も今後あれば、随時ご案内していきます。


で、今回は、こちらの靴。
 USネイビーのサービスシューズかと思われます。
絶対の自信はございません(笑)。
基本的にはヴィンテージシューズも含め大好きですが、そこまで詳しくはないです。
と言っても、一般の方に比べれば、詳しいかとは思うのですが(笑)。

で、サービスシューズとは基本的には、軍物の靴ですね。
ですので、ある種万人に合う形の靴とも言えると思います。
フローシャイムの靴のように、カカトの部分が、極端に丸くなっていたり、アレンエドモンズの靴のように、土踏まず部分のホールド感がすごくあったり、オールデンの様な土踏まずが落ちにくい矯正靴といった役割はもちろんありません。
その分誰にでも合いやすく、デザインとしても極めてシンプルなので、一足持っておくと、カジュアルでもドレスでも、重宝する靴かと思います。

で、今回のお修理は。
長くてすみません(笑)。

 ハーフラバーを貼ります。
このままだと滑りやすいのと、前述したとおり、ヴィンテージシューズに関しては、オールソールにリスクが伴います。
そういう意味でも、ハーフラバーは効果的ですね。
ちなみにこの写真、すでに削って、接着剤を付ける前の、前処理を終えたところです。

 で、乾燥機で温められている、アイツを貼ります。
この写真いらないですかね(笑)。
ちなみに、理想は60度程度まで熱します。
測ったことは無いですけど(笑)。

 で、表はこんな感じでした。
ガツンと貼ったところですね。
まだ、周りがはみ出しています。
コレを綺麗に整えると・・・

 当然はみ出していませんね。

 こんな感じで仕上がります。
どうでしょう、若干ごつい感じになりましたね。
厚みも通常のハーフラバーに比べ厚いです。

スーツに合わせるには、ちょっとカジュアルなイメージになりましたが、ガツガツと履いていただくには調度良いのではないかと思います!!

こちらのお修理、3240円。
在庫があれば当日のお渡しが可能です!

現行の靴はもちろん、ヴィンテージシューズのお修理も、得意だったりします。
得意というか、好きなので丁寧というイメージでしょうか(笑)。
革が破れたり、サイズが合わなかったり、諸々あると思います。
なにせ、ヴィンテージシューズに関しては、現行のものと違い、サイズもその1点限りの場合がほとんどです。
どうにか、なんとかなりませんか(涙!!!
なんて時は、お気軽にご相談ください!!

出来る限り頑張らせて頂きます!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!