2014年9月7日日曜日

ビルケンシュトックのサンダル、カカト修理。

皆様こんにちは!!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!

錦織選手改めて、すごいですね!!
とうとう決勝戦、火曜日の朝だそうです。
頑張ってもらいたいですね!
テレビ地上波でやるんですかね??
見たいですが、WOWOWとかは見られないので調べないとですね(笑)。

さてさて、今日は。
サンダルといえば!!
 ビルケンシュトックですね!!
ドイツの靴メーカーになります。
日本ではサンダルが有名ですが、もちろん普通の?革靴も多数作っている、1744年から続く歴史ある靴屋さんですね。
で、老舗の靴屋さんと言っても当然、カカトのすり減りはあります。
写真でもわかるかと思いますが、靴底部分がすり減っていますが、その上のコルクの部分も上のほうが欠けているのがわかるかと思います。


 こんな感じで、靴底のすり減っている所に傾斜板をガッチリと接着します。
ちなみに今回は、フランス製のTOPY社のゴムを使っております。
ビブラムも有名ですが、修理業界ではTOPYも大変有名です。
靴修理の材料を専門で作っている唯一の会社だそうです。

 で、周りを整えていくと・・・
 こんな感じで仕上がりました!
ビルケンシュトックの底材は元々スポンジ素材が使われています。
ですが、今回はかかと部分にTOPYのゴムの傾斜板を取り付けました。
スポンジ素材は、クッションがあり軽いというメリットが有るのですが、どうしても摩耗には強くありません。
そこで、一番すり減りやすい踵の部分だけゴムのものを付けてあげると、摩耗にも強く、全体は軽いまま仕上げることが出来ます!


 出来上がるとこんな感じ。
若干ゴムの色の違いが出ていますが、普通に履いていたらわからないかと思います。
で、コルクの欠けていた部分も足して整えてあります。
こちらも若干色が違いますが、履いているうちに馴染むかと思われます。
これでまた、ガシガシ履いていただけるかと思います!!
履きやすい靴はついつい、そればかり履いてしまいますよね!
出来る限り履き心地が変わらないよう、それでいて、より丈夫になるよう、材料の選定も行っております。
ぜひお気軽にご相談くださいね!
お気に入りの物は直したほうが良いですよ、長く使えます!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!