2014年10月12日日曜日

ショルダーバッグの紐を切る。

皆様こんにちは!!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店です!!

せっかくの三連休だというのに、また台風が近づいてきているようですね。
前回は当店の付近の被害はそうでもなかったものの、関東でも被害が大きかったところもあったとのこと。
やっぱり、心配ですね。
なかなか、備えられることでも無い気がしますが、当店への靴修理は、晴れた日で全然構いませんので、安全に来られそうな時にしてくださいね(笑)。
逆に、天気の良い日は、こぞってのご来店お待ちしておりますよ(笑)!!!

さてさて。
今日ご紹介するのは・・・
 こちらのショルダーバッグになります。
セリーヌのバッグですね。
革もきめ細かく、さすがの作りですが、ちょっと紐が長すぎて使いづらいとのこと。
方にかけられるギリギリで、ハンドバッグみたいなイメージでも持てる長さに仕上げていきます。

 まず、こちらのバックルが付いている、短い方の紐。

 こちらはバックル側から、カットしていきます。
10~20センチ程度のカットですと、こちら側からだけでカットします。
何故かと言うと、長い方を切りたくなるのですが、長い方を切ってしまうと、バックルの位置は変わらないので、バックルの位置が今使っているイメージよりも高い所に来ていしまいます。
特に、今回のように長く紐を切る場合、金具が肩にあたってしまうなんて事もあるので、まず、バックルの位置を低くなるように紐を切ります。

 で、紐を切った跡は、パーツを同じように通して、しっかりと縫い付けます。

そして、短い方だけで足りない分は、もう一方の穴の開いている、長い方から切ります。
こちらは、穴の開いている方ではなく、バッグ本体の方の付け根から切ります。
そうすることで、ショルダー紐の先の方の目立つ部分をそのまま残すことが出来ます。


 右が元々の形で、左側が切った部分を加工したところですね。
こんな感じで、出来るだけ同じ形で再現していきます。

 あとは、ミシンで穴がずれないように慎重に縫い付ければ出来上がりですね。


 こんな感じでハンドバッグとして持つことが出来るなさになりました。
紐を長くすれば、ショルダーバックとして、小脇に抱える感じでも持つことが出来ます。

 ちなみにバックル部分はこんな感じ。
逆側の付け根部分はこういった感じになっております。

こちらのお修理、2180円、3日程度いただきます。

作りによって、若干お値段が前後する場合がございますので、ご了承くださ。


ちょっと使い勝手が悪くて眠ってしまっているバッグなどありませんか??
なかなか、ご自宅では直せないことも、出来る限り元の雰囲気を壊さずにお直しすることが出来ますよ!!
ぜひお気軽にご相談くださいね!!
それでは、皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!