2014年10月3日金曜日

PATRICKのスニーカー。内側修理。スニーカー修理。

皆様こんばんは!!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

とうとう10月、秋真っ盛り!!・・・暑いです。
普通に汗が流れております(苦笑。

そんななか、先日定休日に、井草八幡様へ行ってきました。


正直、もう少し近いかと思いましたが、遠い遠い(笑)。
もはや、井荻とは関係ないんじゃないの!?ってくらいの距離がありました。
でも、まあ、出店がたくさん出ていたり、お神輿を担いでいたりと、お祭り気分を満喫してまいりました。
最近はお好み焼き屋、焼きそばが大盛りなんですね、もー食べれません、という感じでした(苦笑。


さてさて。
そんな近況はさらりと流しまして。
こちら!!
PATRICK(パトリック)のスニーカーになります!!
フランスのイメージがあったのですが、公式のホームページをみたら、現在はジャパンメイドのようですね。
どうなんでしょうか、実は私、スニーカーあまり詳しくはありませんでして。
とはいえ、一般のかたよりはもちろん、わかるかとは思いますけどね。
大学の途中から革靴を履き始めて、今に至るまで、本気の運動用の靴以外は革靴しか持っておりません。

ですがですが、お修理はお任せください!
スニーカーの修理を得意とするお店は多くはないので、そういうところは抑えていきますよ(笑)!!
ニッチばんざい!!

 で、今回どうなってしまったかというと、上の写真のような感じで、内側の白いライニングが劣化により剥がれてしまいました。
 こんな感じですね。
これでは足を入れるたびに、剥がれてきて汚れてしまいます。

で、お客様のご要望としては上から白い革を被せてほしいとのこと。
ですが、履き口に縫い目もなく、あまり綺麗に仕上がらない恐れがありました。
ところが、お客様よりヒントをいただき、もろもろ確認した結果、コレはいけるかな!??という感じなってきました。
この『いけるかな??』という感じが、私の中に芽生えるのが実は非常に重要です。
お代金をいただいて、お修理をする以上、『これはちょっと・・・』のままでは作業には入れません。
ですが、今回、出来るイメージがわきました。

というわけで・・・
 こんな感じで履き口の部分を大胆にほどいていきます。
写真が下手で、大胆さ加減が現れていないですが、ここを解くのは非常に勇気がいるのです。

で、このほどいた所に。
 こんな感じで、外側にライニングになる革を縫い付けました。

そして、『よっ、ほっ』と言いながら、この外側に縫い付けた裏地をぐるりと裏返して、靴の内側に閉まっていくと・・・

 いかがですか??
行けそうな気がしてませんか(笑)!??

 そして、最初に外した、靴紐を通す所の革を縫い直して行くと・・・。


 ドスン!!
いかがでしょう!?
若干のシワはよるものの、悪くない仕上がりなんじゃないかと思います!!

靴紐を通す裏側まで、ばっちり新しい革で、覆うことが出来ました!!
 コレでまた、安心して履いていただくことが出来るかと思います!!

こちらのお修理5720円いただきます。
お時間は、概ね2週間みていただきます。


スニーカーの内側のお修理、これまで正直なところを言うと、最高!!というお直しはなかなか、できないでいました。
もちろん、ギリギリを縫うことで綺麗に仕上げてはいたのですが、今回の直し方は、かなり良い感じに仕上がると感じております。
ただ、ある程度柔らかい革じゃないと出来なかったりと、制約はございます。
まったく同じ色の革で!というご要望や、メッシュ系の生地でという事になると場合によっては、うまく行かない場合もございます。
その辺りは、一度拝見させていただいて判断させていただければと思っております。

ぜひ、お気軽にご相談くださいね!!
相談はもちろん、無料でございます!!


それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!