2014年6月12日木曜日

スニーカーがやぶれた!!ニューバランス。

皆様こんにちは!
西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです。

むしむしと暑い日が続きますね。
自宅も外で洗濯物が干せないので、さらに湿気が増えて非常に不快です。
が、そんな中、調子が良さそうなのが・・・
出窓のところに置いてある、サボテンとガジュマルです。
サボテンは花が咲き、ガジュマルは見切れてますが、ぐんぐん育ってきました(笑)。
植物は良いですね。
結構好きです。


さて。
そんな感じで自宅で癒されて、今日も頑張っております(笑)。
で、今日ご紹介するのは、こちら。
ニューバランスのスニーカーですね。
間違いない感じです!

で、どうなってしまったかと言うと・・・。
こんな感じで内側の部分が破れてしまいました。
正直なところ、たまにあるお修理です。
これまでの経験ですと、スウェードのタイプで起こる壊れ方のような気がします。

で、こんな時、どうするかと言うと。
こんな感じで、破れてしまったスウェードの裏側に出来る限りしっかりと、長細く切った革をしっかりと接着します。
この時、革の向きにも注意します。

少しだけ脱線しますが

下手な字と、絵ですみません。
大体、牛革はこんな形をしています。
ちょっと、かわいそうな話になりますが、牛は基本的に、お腹を開いて、平らになめします。
秋刀魚や、アジのひらきをイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
ワニや、ヘビはお腹の皮が綺麗だったりするので、背中で開く場合もあります。

で、写真の黒いやじるし、お尻から頭の方向には革は伸びにくい性質を持っています。
逆に、赤いやじるし、背中からお腹(絵ではお腹からお腹)は伸びやすくなります。

食事をしても、呼吸をしてもお腹は常に膨らんだり縮んだりしますよね、それに対して背中は基本的にはそんなに大きく動く部分ではありません。
厳密に言うと、首の部分は良く動くので頭の方特に、首の辺りは深い皺が入り、独特の風合いの革となります。

で、製品を作る際は大きな牛の場合、半裁といって、お尻から頭のラインで最初切ってしまいます。
そのほうが、扱いやすいなど、理由があるのだと思います。
で、バッグの場合、ショルダー紐などは、使っていて伸びてしまうと困るので、基本的には頭からお尻の方向に取ります。
それに対して、バッグ本体などは、型崩れしにくい硬い部分が底の方に来た方が良い為、背中の方にバッグの底がくるようにして裁断します。


話は靴修理に戻ります。
そんな、革の基本を踏まえて、せっかく革を入れて接着しても、その革が伸びてしまうと意味がありません。
なので、少しでも伸びにくい、お尻のほうを靴底の方に、頭の方を靴の上のほうになるようにして、挟み込んで接着します。

で、靴底と靴の上の部分アッパーとの隙間に革の背中側の方を挟み込んで接着します。

そうすると、こんな感じ。
できるだけしっかりと圧着して、剥がれないように固定します。
今回、比較的広い範囲で破れてしまっていました。
実はある程度開いている範囲が広いほうが、接着自体作業もしやすいですし、固定もしっかりと出来ます。
グッと開くと、開いた傷?部分は分かりますが、履いていれば、まず問題ないかと思います。

これで、また安心して履いていただけるかと思います!!
結構、しっかり着きますよ!

こちらのお修理、1ケ所864円。
お時間30分程度いただきます。

スニーカーでも直せる場合が多いです!
残念ながら、出来ない場合もございますが、出来る限りの努力はいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!