西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!
昨日はあいにくの雨でしたが、今日は一転して良いお天気・・・と思ったら若干、曇ってきましたね。
できれば、降らないで欲しいのですが・・・。
こんなお天気ですが、昨日、私の中学校の同級生が来店してくださいました!
0村さん!ありがとうございます!!
私、中学に入学して2ヶ月で引っ越したので、実際最後にあったのは13歳くらいの頃が最後。
という事は、概ね22年前!?
13歳の頃の同級生の顔を見て、ちゃんと名前が出てきた事も驚き?ですが、22年経っていることに改めて驚愕。
気持ちは若いつもりですが、気がついたら、いい歳になっていました。
そういえば、先日は立っているのも辛いような腰痛が・・・。
運動不足も甚だしいです。
健康第一、今年は何か運動を始めようと思います!!
さて。
ひとしきり私事を書いたところで、本題に入ります(笑)。
今日ご紹介するのはこちら!!
タッセルローファーですね。
ローファー好きの私としては、嬉しいチョイスです。
革もやわらかく履きやそう。
底はというと。
こんな感じに磨り減っています。
こちらのローファー、靴底はスポンジ素材で出来ています。
ちょっと話がそれますが、紳士靴の靴底の話。
靴底にも、代表的なもので何種類かあります。
特徴と合わせて、ざっとあげると・・・
磨耗 | グリップ力 | 通気性 | クッション | |
革底 | やや弱い | 弱い | ある | ない |
合成ゴム底 | 強い | 強い | ない | ほぼない |
スポンジ底 | 弱い | やや弱い | ややある? | ある |
ウレタン底 | 強い | やや弱い | ない | 割りとある |
クレープ底 | やや弱い | 雨だと弱い | ない | ある |
大雑把にこんな感じになるかと思います・・・個人の感想ですが(笑)。
他にも塩化ビニールのものや、下駄のように木のものもあったりしますね。
高級品などには、革底が多く使われます。
ですが、私の感想の表を見ると、いいとこなしです。
通気性もあるにしましたが、一般的にあるといわれますが、だからと言って靴の中が蒸れないほどの通気性は期待できません。
私、ゴム底と革底の通気性の違い・・・ほとんど分かりません(笑)。
ただ、革底は好きです。
もちろん、仕上がりの見た目、素材としての革が好きと言うのもあると思います。
実用的かというと疑問符を付けざるを得ないですが・・・。
そういう事じゃないんです、なんと言うか数字が全てではないような(笑)。
で、今回のスポンジソール。
表のように、クッション性は他の素材に比べ抜群にあります。
また、表に入れ忘れましたが、軽いです。
磨耗に弱いと言うデメリットはありますが、十分補える魅力かと思われます。
で、本題に戻ります。
今回は減ったところだけ足すコーナー修理ではなく、かかと全体を取り替えます。
もちろん素材は、スポンジ素材です。
まずこんな感じで、かかと部分を全て削り取ってしまいます。
ここをしっかり平らにしておかないと接着しづらいので、きれいに削ります。
で、新しいスポンジヒールを取り付けた感じがこちら。
まだ、整える前なので、若干サイズが合っていないです。
これをグラインダーで整えると・・・
はい、きれいです!
トゥルンと丸くなりました。
横から見るとこんな感じ。
これでまた、安心して履いていただくことが出来るかと思います。
こちらのお修理、2430円。
20分程度いただければ出来るかと思います。
スポンジソール、レンガ色のものなんかも、ご用意してあります。
革靴の底としてはかなり履きやすいソールになります。
お勧めですよ!
オールソール交換も承っております。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!