2014年6月28日土曜日

バッグの持ち手補修。

皆様こんにちは!!
西武新宿線井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!

昼過ぎまでグズグズしたお天気でしたが、何とかやんでくれていますね。
ちょっと、外に歩いている人が多くなってきた気がします。
お出かけするなら、今かもしれないですよ!!
・・・今でしょ。

はい。
というわけで、今日ご紹介するのはこちら!!
 なんというのでしょうか?
籠でもないですが、編んであるバッグですね。
これからの季節っぽく良いですね!!

で、こちらがどうなってしまったかというと。
 合皮のハンドル部分が、表面がはげてボロボロになってしまいました。
他の部分は全くなんとも無いので、これだけで持てなくなってしまうのも残念ですよね。

そこで今回は。
 こんな感じで、できるだけ近い色の革の帯をご用意いたしました。
で、元々に近づけるために。
 両サイドに、ポンチで穴を開けていきます。
目分量で開けようかと思ったのですが、今回は左右がずれると、美しく出来上がらないので、事前に銀ペンで開ける場所を決めてあります。
これを一つ一つハンマーで叩きながら開けていきます。
そして・・・
 元々のハンドルノ上にそのまま革を被せて手縫いで縫い合わせていきます。
意外にどうなっているか、分かりづらい写真になってしまいました。
見えているのは、革の帯の両側に穴を開けたものの、裏側です。
開けた穴に合わせて針を通していくので、比較的サクサクと進みます。

 で、全部縫い終わるとこんな感じです。

最初と最後のところだけ、上から被せているので若干違和感があるかもしれません。

ですが、これで全く問題なく、また使うことができるかと思います。

せっかく綺麗なバッグなので、もう少し使いたいですよね。
持ち手に関しては、毎日使っても3年はいけるのではないかと思います!!
・・・たぶん(笑)。

こちらのお修理、4320円いただいております。
期間が、概ね1週間見ていただきます。

上の話の続きですが、靴の修理やバッグの修理をしていると、直すと後どのくらい使えますか???という質問をいただくことがあります。
ある程度自信を持ってお答えできるようにしたいのですが、こればっかりは使う頻度、使い方によってどうしても変わってきてしまいます。
出来る限り長く使えるよう、お直しいたしますが、お約束できず申し訳ございません。
さすがに、2~3回使って壊れた場合は無料でお直し致します。
そういう事はほとんど、無いかと思うのでご安心ください。

7月前半くらいまで、梅雨は続くのでしょうか・・・。
からっと晴れて欲しいものですね!!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!