2014年7月26日土曜日

革靴にすべり止め。

皆さんこんばんは!!
西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

昨日は井荻の盆踊り大会がありました!!
私、井荻に来て初めての夏ですが、思いのほか大盛り上がりで驚きました。
ちょっと、夕飯でも買おうと思ったのですが、行列だらけでそれどころじゃありませんでした(汗。
もう少し近くでやってくれたら、店頭で何か売ろうかと思うのですが、ちょっと中心が遠くて残念です(笑)。

さて、立て続けて修理には関係のない話ですが・・・。
当店、温度計・・・38度を指しております(笑)。
さすがに、ちょっとぐったりとしておりました。

さて。
さてさて、本題に入ります。
涼しくなった時間にと思ったのですが、夜も涼しくならないのが恐ろしいです。

今度こそ入ります(笑)。

 こちら!!
格好良い靴がやってきました!

靴底はというと・・・

レザーソールですね。
こちらは、イタリア製の、マッケイ製法になります。
すでに白く線が引いてありますが、ここからすべり止めのラバーソールを貼り付けます。

 白い線の部分から前側をごく軽く削ります。
ツルツルのままだと、接着剤がしっかりと付かないので、削ってしっかり接着剤を染み込ませます。

そして、ハーフラバーをハンマーの柄の部分を使ってしっかりと圧着していきます。

で、これのあまった部分をカッターで切り取ります。
久しぶりの動画です!





こんな感じで、カッターで切り取ります。
この作業、先輩がやっているのを初めて見た時は、出来る気がしなかったですが、以外に普通に出来るようになりました。


 カッターで切った後も、微妙に余っている部分をグラインダーで完全にピッタっと合わせます。
その後で、インクで色を入れて仕上げると、こんな感じ。
やっぱりグラインダーで削ったほうが仕上がりが綺麗になります。


これで、安心して履いていただけますね。
やはり、ハーフラバーは革の底に比べると圧倒的に摩耗に強いです。
滑りにくくもなるので、履きやすくもなります。

こちらのお修理、2138円になります。
お時間、概ね20分程度でしょうか。


新品の状態に貼るのが抵抗ある方もいらっしゃると思いますが、考えようによっては良い靴を長く履くポイントかもしれませんよ!!

ちなみに私は、よく履くものに関しては貼ってしまいます。
で、ここ一番のオシャレ靴?には貼っていません(笑)。

その辺り、使い方と相談すると良いかもしれませんね!!
その辺りも、ご相談に乗りますよ!!

それでは皆様のご来店心よりお待ち申し上げております