2014年8月4日月曜日

婦人靴のカカト修理 ビットローファー

皆様こんにちは!!
西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!!

ここの所、遠方からのお修理が急増しております!!
配送でのお修理も、もちろん対応いたしますのでお気軽にご相談ください。
こちらに配送でのお修理の流れも書いてありますので、ぜひご覧ください。
http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc

さてさてさて。
皆様いかがお過ごしですか??
昨日は、いつ以来かわからないくらいに久しぶりに、カップのかき氷を買って食べました。
宇治金時。
たまには良いですね、90円しないで体も冷えて大満足でした(笑)。


さて。まさにどうでも良い話から入ってしまいましたが、今日はこちら!!
 婦人のビットローファーですね。
いつかは欲しい、グッチのビットローファーです。
馬具の金具をイメージした飾りになるそうです。
良いですね!!!

で、どうなってしまったかというと・・・
 むむむ、結構いってしまいましたね。
カカトのゴムを超えて、その上の積み上げ、本底部分もなくなりアッパーのすぐ下まで削れてしまっています。
こんな時はどうするかというと。
 まず、残ったゴムを剥がします。
これは、南方なんて言われるような、合皮の積み上げが使われていました。
木と思っている方も少なからずいらっしゃると思いますが、伝統的には革を積んである部分です。

で、この減った部分を革で足していくと・・・
 こんな感じ。
見事にすり減ってしまった部分が埋まりました。
で、この上にゴムをしっかりと接着して整えると・・・
 こんな感じですね。
コレでまた、安心して履けます。
ゴムの部分がなくなると、どうしても滑りやすくなったり、音がコツコツするようになってしまいます。

 横から見ても、インクでしっかりと色も入れるので、ほぼわからないかと思います。

これで、またバッチリ履けると思います。
上の革がまだまだ、しっかりとした状態なので、直してあげると良いですね。

こちらのお修理、
カカトゴムL 1458円
アタッチ(革継ぎ足し)540円
1998円となっております。

お時間、概ね30分いただきます。


婦人靴はもちろん、紳士靴もですが、カカトが減っているのは思っているより、体にも良くないですよ。
どうしても、足のバランスが傾いた状態になってしまいます。
もちろん、見た目にも良くないのですが、むしろ体のバランスが心配です。
なかなか日本では、靴を直す習慣が根付いていないですが、ヨーロッパでは靴は直すものという文化が出来上がっているそうです。
せっかくなら、綺麗に靴を履きたいですよね!!
皆様、靴をなおしましょう!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!